7月12日 ことぶき研修会報告

 境港市民文化ホールにて開催し、約400名の方々(内50名は一般の方)に参加頂き盛大に開催されました。

 来賓を代表して、市福祉保健部長の佐々木様より、お祝辞を頂き続いて市社協の高木会長の紹介、アトラクションには外江明生会の皆様による「美保関潮歌」を、艶やかに踊られ会場を魅了しました。

 講演では、「認知症と暮らして35年」と題し、境港市出身で現在は山口県光市の「認知症を支える会」副会長の堀永敦臣先生の実体験からの経験談を聞きました。

 お話で、日常生活の中では「怒る・叱る」は禁句でいつも優しい気持ちで接する事、実体験の中から解りやすい言葉で沢山の事例を話され、その中には義母の若年性アルツハイマー型認知症の介護から最近は奥様が同様の病に罹られ、35年の間は介護生活と言うよりも認知症の人と暮らしている毎日とのことした。

 続いて、市社協の松本インストラクター指導で、認知症予防の体操で肩や腕の筋肉のほぐし方や、指を使っての頭の体操を学びました。  市包括支援センタ長の竹内さんからは、認知症のサポート制度やフレイルの解説を受けました。

 最後には全員合唱を行う中で、長年ピアノ演奏に歌唱指導とお世話になった、鈴木理事のご冥福を祈りながら、奥様も同席され会場全体で感謝の心を込めて歌いました。

                         女性委員長 庄司 正子記