淀江研修旅行

 11月28日、総務委員会、若手委員会、広報委員会が合同で淀江の向山古墳群の見学と淀江老人クラブ連合会との交流を兼ねて日帰り旅行に出かけました。
 淀江平野にはなんと90基もの古墳群があるそうですが、今回訪れたのはそのうちの14基の向山古墳群です。これらの古墳は建設工事において次々と出土された後に消滅しかけましたが、有志の方の尽力が有り残されたそうです。淀江は昔、入江が深く入り込んでおり、隠岐を経由して朝鮮、中国との交流において良港が有ったとか。ここへこのように沢山の古墳が有ることに、九州や出雲、大和との関係も含め、古代においてどのような文化が栄えていたのかと想像を掻き立てられました。
 古墳巡りの後、淀江傘記念館を見学し、すぐ隣の公民館にて淀江老人クラブとの交流が有りました。クラブの会員数は約180名程との事。高齢化も進み会員数が毎年減少している現状ですが、公民館や社会福祉協議会の事業やボランティア活動に積極的に協力しておられるとの事でした。
 この淀江古墳群を見て回って感じたのは、除草や清掃が行き渡っている事。人口減少の中、観光に力を入れておられると思いますが、おそらく皆さんの奉仕でこの美しさを保っておられるのではないかと感じました。

総務委員長 上灘 二郎

今回見学に回った石山谷古墳群のほぼ全域です。古代の丘公園の美しかった事。4月の桜、6月の蓮の花は圧巻とか。